アーキテクト/ビルダー(「建築の設計と生産」)研究会

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斉藤公男  コンペ・プロポ関連資料

第37回AB研究会 これからを担う若手建築家の活動と実践10「再生建築研究所 | SAISEI LABORATORY」神本豊秋

日時:2024年07月27日(土) 14時~17時
司会:香月真大(SIA一級建築士事務所)
お申込み→ https://ws.formzu.net/dist/S599343452/
Youtube:https://youtu.be/ZTo3plyA8bM

国土交通省が全国の空き家数を調査している住宅・土地統計調査2024年4月によると、全国の空き家総数は約900万戸(899.5万戸)となり、過去最多になっています。この数値は、1993年時点の空き家数の実に2倍にものぼります。
全国の不動産オーナーは、自ら所有するビルが築年数の経過と共にどう活用するか?売却可能なのか?建て替えた方がいいのか?に頭を悩ませています。
そこに建築の需要も生まれるのですが、その最先端を行く既存ストック活用のスペシャリストである再生建築研究所の神本豊秋さんをお招きしました。
再生建築研究所は、再生建築という手法を軸に、建物の寿命を100年にまで延ばすことを目指しています。新築、リノベーション、エリアでの開発など、さまざまな方法を組み合わせて、「サイセイ」(再生)を実現し、壊すことなく前進するための設計事務所です。彼らは「古くて新しい建築」に溢れた社会を目指しています。
再生建築研究所の強みは、違反物件の適法化、テナントが居ながらの再生計画、意匠性と事業性を担保した補強計画であり、既存不適格を生かした収益性の向上、新築以上の環境性能などにあります。

1部 「再生建築研究所の現在の活動」神本豊秋
2部 「既存ストック活用の現状とこれから」


第36回AB研究会 AI は建築の設計生産をいかに変えるか?

日時:2024年07月20日(土) 14時~17時
司会:布野修司
お申込み→https://ws.formzu.net/fgen/S42040957/
Youtube:https://youtu.be/jdhDiIuCozs

生成 AI は建設産業界にも急速に浸透?しつつあるように思われる。しかし、建設の現場で、また、建築設計施工の過程でどう利用できるのか、何が可能になるのか、定かではない(理解できていない)。例えば、既に一般的に用いられている Rhinoceros など CAD/CAM、BIM に大きな進化が起こるのか? 世界中で建設される無数の建築を学習するのだとしたら凡庸な建築しかできないのではないか? 等々、素朴な疑問がある。
今回は、生成 AI の最前線でご活躍のお二人をお迎えして、その建設業界における可能性をめぐって議論したい。というより、様々なアドヴァイスを頂きたいと思う。

話題提供1:「JAMSTEC の人工知能応用研究と大規模言語モデル(LLM)」杉山大祐(国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC))
杉山大祐:情報工学の出身。JAMSTEC で、スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の運用や会計システムの開発を行った後、データを解析して有用な情報や法則、関連性などを導き出すデータサイエンスの研究に転じ、現在は人工知能を使った台風や地震などの自然現象の解析や予測の研究に従事している。地球情報科学技術センター(CEIST)データサイエンス研究グループ所属。
要旨:深層学習に代表されるこれまでの人工知能技術の概略と、現在 JAMSTEC で取り組んでいる人工知能を用いた地球科学の研究事例を紹介した後、生成 AI 技術の一種である大規模言語モデル(LLM)について検討する。最近話題となる Chat GPT などに代表される LLM は次世代を開拓する技術として最も期待されているが、その基本的な学習方法や追加で知識を学習する方法については、まだあまり広く知られていない。具体的にどのような学習の方法があり、必要となるデータは何かなど、技術のコアを地球科学分野の視点で紹介し、LLMを活用していくためのデータ蓄積や新たな応用方法を考えるヒントを提供したい。

話題提供2:「NEC 独自開発の生成 AI cotomi(コトミ)の活用事例」池谷彰彦(NEC(日本電気株式会社)生成 AI センター長)
池谷彰彦:2013 年 NEC Laboratories Singapore 設立メンバーとして同国赴任。AI 技術を活用し、同国で深刻化する交通渋滞などの解決に取り組む。その後日本に戻り、道路や橋梁などの社会インフラの劣化診断・予防保全ソリューションの研究開発に従事。2018 年に NEC Laboratories India 所長就任。インドの社会問題(交通、物 流、医療など)にフォーカスし、それらを解決する AI ソリューションの開発に取り組む。同研究所のビジョン に賛同したスタートアップや大学と「NEC Hackathon」を定期開催、これまでに延べ 2 万人以上の応募者を集める。現在は NEC 生成 AI センターにて、生成AI の技術開発ならびにそれを応用したソリューション開発を統括している。
要旨:NEC が取り組んできた AI 技術の概要や、それらが実社会でどのように役立つかについて、建設業界だけではなく、様々な業界における活用事例や、今後想定されるユースケースについてご紹介する。また、近年話題になっている生成AI に関しても、NEC が独自に開発した生成 AI である「cotomi(コトミ)」の特長や活用事例、さらに今後の展開予定などをご説明する。ぜひ皆様の討論のインプットとし、未来に向けての一助とにしていただきたい。

質疑応答
コメンテーター: 塚越眞(インダストリスパコン推進センターISCPC 代表理事)、安藤正雄


第35回AB研究会 これからを担う若手建築家の活動と実践09「miCo.」今村水紀+篠原勲

日時:2024年06月22日(土) 14時~17時
司会:香月真大(SIA一級建築士事務所)
Youtube:https://youtu.be/g8O_Jq_4OQE

1部 近年の仕事について 今村水紀+篠原勲(miCo.
2部 討論「建築のかたちが生まれる環境  周辺のかたち、共同のかたち」 コメンテーター:青井哲人(明治大学理工学部建築学科教授)

アトリエ事務所と中小企業の設計事務所が呼ばれるようになったのは1963年の「磯崎アトリエ」の誕生からであり、アトリエ事務所の労働環境が厳しいものであることが囁かれるようになったのもこの頃からだと思われる。
しかし、近年ではその考え方が大きく変わってきている。
多くの設計事務所では人材不足の問題もあり、働き方や取り組み方も大きく変化している。
今回お招きしたアトリエ事務所のmiCo.は、妹島和世建築設計事務所/SANAAを経て2008年にmiCo.共同設立した設計事務所である。micoは独立した設計者から成るひとつの建築集団を目指しており、関わる全ての人々と一緒に、環境や世界と共に生きる建築を作ることをテーマにして、リノベーションなどの小さな仕事からスタートした若手建築家である。
東玉川アパートメントの移転先のオフィスでもコロナなどの社会情勢に合わせて柔軟に対応しており、食事するスペースと仕事をするスペースが大きなテーブルを2つおくことでつかいかたに余白をつくり、miCo.の目指している「個性のあるフレキシブルなチーミング」を体現している。
今回は近作の話をうかがうことで、彼らの思想や考え方について深く掘り下げながら、これからのアトリエ事務所の設計をめぐる環境づくり、そしてそれが生む建築について議論したい。
(香月真大)


第34回AB研究会 これからを担う若手建築家の活動と実践08「中川エリカ建築設計事務所 | Erika Nakagawa Office」

日時:2023年9月16日(土) 14時~17時
司会:香月真大(SIA一級建築士事務所)

1部 近作について 中川エリカ(中川エリカ建築設計事務所
2部 討論 建築家教育、これからの建築家について
コメンテーター:西田司(オンデザインパートナーズ、東京理科大学准教授)、柿木佑介 (PERSIMMON HILLS ARCHITECTS)

https://youtu.be/qelKV3vpHn8 「建物はもちろん好きです。けれどもそれが理由で建築家になったというよりは、人間の生活や街に溢れる暮らしが面白くて建築家になったところがあります。建築を通じて、人の思いや暮らしといった、ふわっとした目に見えないものがフィジカルに建ち現れる。そのときの感動に、設計のすべてを繋げていきたいと思っています」

建築を具体的な人間の営みの場として強く意識する建築家、中川エリカ(日本の若手建築家/Japanese architects of the next generation)より抜粋
中川エリカは大きな模型を使い建築を考える。建築を単なる建物として捉えるのではなく、人々の生活や街全体とどのように関わり合っていくのか。建築プロセスを包括的に捉え、デザインの段階から、細部に至るまで緻密な考察と調査を行うことにより、人々の生活や街の景観を一体的に考慮した優れた建築を生み出している。
第一部では、近作についてや最近考えていることについて、お話しいただく。
ヨコハマアパートメント桃山ハウスライゾマティクス新オフィス

第二部ではコメンテーターをお招きして議論する。
西田司さんは中川さんが独立前に勤務されていた、オンデザインパートナーズ代表。オンデザインパートナーズではプロジェクトごとにメンバーを構成する「パートナー制」をとっていることを大きな特徴としている。
柿木佑介はMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO勤務、その後PERSIMMON HILLS ARCHITECTSを廣岡 周平と共に設立した同世代の建築家である。
建築家教育、これからの建築家について、皆様とともに議論できることを期待する。

第33回AB研究会 これからを担う若手建築家の活動と実践⑦ 「MARU。architecture – 高野洋平+森田祥子/一級建築士事務所」

日時:2023年8月26日 14時~17時
司会:香月真大(SIA一級建築士事務所)

MARU。architectureは共存をテーマに、多様性を柔らかく包み込む空間を生み出すことを目指しています。また、自治体の大規模公共施設から集合住宅、個人住宅まで日本各地に多数の実績があります。
MARU。architectureの作品には、松原市民松原図書館、笹島高架下オフィス、MIRAI LIVELY LINKなどがあります。彼らは図書館など公共事業においても多くの経験を持ち、『触発する図書館―空間が創造力を育てる』(青弓社、2010年)という本も共著で出版しています。
共存を実現するためには、建築家やデザイナーが建築物の設計において、利用者や関係者とのコミュニケーションを重視し、彼らの声や要望を反映させることが重要です。さらに、持続可能性や環境への配慮も共存の方法の1つとして含まれます。
MARU。architectureの作品は、共存をテーマにした空間の実現に取り組んでおり、その実績が多くあります。彼らの建築物は、人々が共に暮らし、共有し、交流することを促進する場を提供しています。
研究会では、MARU。architectureがどのように共存を実現しているのかについて、具体的な事例や設計手法について学び、これからの共存について議論をしていきたい。


https://youtu.be/v3zk3aziJCM


第32回AB研究会 RC工事における『施工BIM』の最先端

日時:2023年7月15日 14時~17時
趣旨説明・司会(安藤正雄)
1. 「鉄筋工事における生産情報の連携」曽根 巨充(芝浦工業大学 SIT総合研究所)
2. 「国内外の鉄筋の自動加工機利用」大越 潤(芝浦工業大学大学院 地域環境システム専攻)
3.討論

BIMをBIMたらしめているのは、オープンかつモジュラーなプラットフォーム上で可能となった設計チームの協働(Inter-operability)である。ならば『施工BIM』とは何か?
『施工BIM』は日本独特の概念であり、その成立には、これまた日本独特のサプライチェインの編成が関係している。すなわち、日本のゼネコンは、特にRC工事において、実質的に躯体の専門工事業を兼ねているという特殊な事情がある。こうした事情のなか、『施工BIM』はいかにクローズド・システムがたどるガラパゴス化の桎梏を免れることができるのか。
今回は、この課題に挑み2022年度建築学会賞(論文)を受賞された曽根巨充さんに、まず「鉄筋工事における生産情報連携」についてお話を伺う。次いで、BIMと密接に関係する鉄筋の自動加工について、大越潤さんから世界の情勢と日本の課題を聞く。
残された時間を、『施工BIM』の未来について討論することに充てたい。


https://youtu.be/5lJIN2GhnkE


第31回AB研究会 スクラップアンドビルドから、持続可能な循環型建築社会の実現へ

日時:2023年6月10日 14時~17時
プレゼンテーション:
1. 「スクラップアンドビルドから、持続可能な循環型建築社会の実現へ」杉本龍一(一般社団法人全国古民家再生協会 理事長)
2. 「古材利用のための法改正」腰越予志裕(一般社団法人古材リユース推進協会東京支部 支部長)
3.討論
司会:渡邊詞男(METAVORTEX Architects


https://youtu.be/Pvo3mVQS3q4

日本の伝統建築である古民家を再築改修にて利活用な古民家にする活動をしている。その際に現地再生と移築再生の2つの方法にて利活用しており、その方法論とそれによるメリット・デメリットを論ずる。
また古民家を改修等にて維持管理が不可能な物件若しくは当該場所での再生に適さない場合は、解体を行うこととなる。古民家が解体された際の古材は現在、産業廃棄物であり、リサイクル法に準じなければならない。令和6年4月より古材卸売業が認められる。
そこで古材倉庫にてのストック古材に対し基準(ヤング係数・含水率等)を設け、古材の流通を作っていく為にも、建築家・構造家の皆様と共に市場創造を考えたい。


第30回AB研究会 これからを担う若手建築家の活動と実践06 「工藤浩平」


日時:2023年5月20日(土) 14:00-17:00
Youtube:https://youtu.be/LnsYK9bm_10

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斉藤公男
プレゼンテーション:工藤浩平建築設計事務所 工藤浩平
コメンテーター:難波和彦(界工作舎)
司会:小笠原正豊(小笠原正豊 建築設計事務所/東京電機大学)

日本経済が停滞する中、若手建築家たちは従来「設計」と見なされてきた業務範囲を超え、自分たちの領域を拡張している。中でも工藤浩平建築設計事務所は「造り方」を積極的にマネジメントすることによって、限定された予算のもと社会に問いかける建築を試行している。
緊張感と抽象性の高い空間が印象に残る工藤らの作品が、実はシビアなコストコントロールのもと実現していることはあまり知られていない。建設会社を営む実家のリソースを活用しつつ、時には自身で分離発注を行うなど発注方法を工夫し、コストとスケジュールの厳格なコントロールのもとプロジェクトを実現させる。
工藤らが試みる「造り方」のマネジメントとは何か。設計と施工の境界を行き来することから生まれる可能性とは何か。2022年日本建築学会作品選集新人賞に輝いた作品「プラス薬局みさと店」を含む数々の実践の解説を踏まえながら、大いに議論を交換したい。


第29回AB研究会 これからを担う若手建築家の活動と実践⑤ 「株式会社 COA 一級建築士事務所/ Chosokabe Okano Architecture」


日時:2023年4月1日(土) 14:00-17:00
会場:オンライン(Zoom)
Youtube(お申し込みは不要です):https://youtu.be/bg5wYYmMzk4

プレゼンテーション:岡野道子+長曽我部亮「近作について」
コメンテーター:赤松佳珠子(CAt)
司会:香月真大(SIA一級建築士事務所)

公共事業におけるプロポーザル方式では、行政担当者が外部コンサルや外部委託の運営委員などを募り行政側の要望や予算を入れたうえで、応募要綱・参加条件などを策定する。近年のプロポーザルの提案書を見ると、実現可能で施主の予算通りに施主の要望をかなえる応募要項をみたした落ち着いた案が選ばれることが多い。
そんな中、長野県ではこれからの学びにふさわしい県立学校をつくろうという取り組みとして「県立学校学習空間デザイン検討委員会」を設置し「長野県スクールデザインプロジェクト(NSDプロジェクト)」を立ち上げた。
第29回AB研ではNSDプロジェクト「若槻養護学校施設整備基本計画」プロポーザルにて最適候補者に選定されたCOA 一級建築士事務所の岡野道子氏と長曽我部亮氏をパネリストに、コメンテーターとしてNSDプロジェクトの検討を行った「県立学校学習空間デザイン検討委員会」委員長赤松 佳珠子氏(法政大学デザイン工学部教授 (株)シーラカンスアンドアソシエイツ代表)をお招きする。
岡野と長曽我部は伊東事務所の所員時代から、川口市や今治市、岐阜県、茨木市などで、多くの公共事業に携わり、東北や熊本では「みんなの家」プロジェクトを進めてきた事から、行政との協働にもたけた若手建築家である。ここでいう公共とは行政の建築仕事ではなく、公道や私有地ともに含まれるべきであり、お互いに連携なくして魅力的な街並みは形成不可能である。COAの活動通して、公共と建築家の役割を議論したい。


第28回AB研究会 これからを担う若手建築家の活動と実践④
Eureka 稲垣淳哉+佐野哲史+ 永井拓生+堀 英祐

日時:2022年10月15日 14時~17時
プレゼンテーション:「コレクティブな建築をめざして」Eureka 稲垣淳哉+佐野哲史+ 永井拓生+堀 英祐
司会:香月真大(SIA一級建築士事務所)



協働の可能性とは?

建築家同士の協働は専門領域に囚われない設計表現を得る手法として近年、20~30代の若い世代で広く行われています。単に労働力を補い合うだけでなく、小さな集団が集まることにより新たな提案を生み出すことができる仕組みとも言えるでしょう。
これにより小さなアトリエ建築設計事務所であっても、プロポーザルや大規模開発で求められる大手組織的な実績規準に対抗しうる可能性を持っています。
第28回AB研では建築・都市の計画/意匠設計/構造設計/環境設計を一体的に行い、様々な専門家とのコラボレーションを通して、持続可能である活力ある地域社会づくりを目指すEurekaのデザイナーとエンジニアをお招きし、その活動と実践を通して協働の可能性を議論したいと思います。


第27回 建築生産を支える専門職(サブコントラクター)の世界4
「BIMは部品・建材の流通/設計施工プロセスをどのように変えるか」
その2 建材供給BIM化の最先端
2022年9月10日
シリーズ企画解説「BIMは部品・建材の流通/設計施工プロセスをどのように変えるか」 安藤正雄
プレゼンテーション: 山崎芳治(野原HD CDO)、後藤庸幸(野原HD、建設DX推進統括部)
コーディネーター:田澤周平(東洋大学)
コメンテーター:濱地和雄(芝浦工業大学)、小笠原正豊(東京電機大学)

第26回 建築生産を支える専門職(サブコントラクター)の世界3
「木質建材の現状と課題から多様なしつらえの供給構造について考える」
2022年7月30日
企画趣旨説明:中村良和
プレゼンテーション: 1.「畳の現状と課題」:神辺 泰典(㈱カンベ 代表取締役社長) 
2.「木製建材の現状と課題」:井上 伸夫 (住友林業クレスト(株) 取締役執行役員)

第25回 これからを担う若手建築家の活動と実践③
VUILD 秋吉浩気 koki akiyoshi

2022年4月2日
プレゼンテーション:「デジタルファブリケーションとメタアーキテクトの可能性秋吉浩気(VUILD)
コメンテーター:小笠原正豊(小笠原正豊建築設計事務所、東京電機大学)、伊礼智(伊礼智設計室)、木藤阿由子(建築知識ビルダーズ 編集長)
動画


第24回 建築家として生きるー職業としての建築家の社会学<松村淳>
2021年11月13日
プレゼンテーション:「『建築家として生きるー職業としての建築家の社会学』について」松村淳(関西学院大学)
コメンテーター:難波和彦(界工作舎、東京大学名誉教授)、小笠原正豊(小笠原正豊建築設計事務所、東京電機大学)
動画
第23回 これからを担う若手建築家の活動と実践②
「onishimaki + hyakudayuki / o+h 大西麻貴+百田有希」
2021年10月9日
プレゼンテーション:「近作をめぐって」大西麻貴+百田有希( o+h onishimaki+hyakudayuki architects)
コメンテーター:長谷部 勉(H.A.S.Market)、山本想太郎(山本想太郎設計アトリエ)
動画
第22回 建築生産組織シリーズ(職人、建設労働、発注者、デザイン・ビルド、BIM)
2021年9月11日
趣旨説明:安藤正雄
プレゼンテーション:
1「元請・下請関係の変遷と技能労働者の実質賃金の変動について」古阪秀三(元京都大学/立命館大客員教授)
2「職人技能のロボット化は可能か?」蟹澤宏剛(芝浦工業大学)

第21回 建築生産を支える専門職(サブコントラクター)の世界Ⅱ
2021年7月10日
企画趣旨説明:中村良和
プレゼンテーション:
1「基礎鉄筋の世界」森山慶一(メークス(株)会長)
2「建築解体の世界」澤育彦((株)信和 代表取締役社長)、河野太一((株)信和 支店長)
第20回 これからを担う若手建築家の活動と実践 01
「PERSIMMON HILLS architects」
2021年5月22日
趣旨説明:香月真大
プレゼンテーション:「PERSIMMON HILLS architects の活動と実践」柿木佑介+廣岡周平
コメンテーター:種田元晴(文化学園大学)、香月真大(SIA一級建築士事務所主催)、浅古陽介(NAU建築デザインスタジオ)
動画
第19回 建築生産を支える専門職(サブコントラクター)の世界
2021年3月27日
概要・趣旨説明:中村良和
プレゼンテーション:
1.「瓦職人(屋根仕上業者)の世界」:(株)坪井利三郎商店 代表取締役社長 坪井 進悟
2.「鉄加工建材メーカーの世界」:カツデンアーキテック(株)  代表取締役社長 坂田 清茂
第18回 職人問題の現実と建設キャリアップシステム
2019年12月14日
プレゼンテーション:
1.職人問題とは何であったか:今井義雄(鈴木工務店)
2.職人問題の諸相とキャリアアップシステム:蟹澤宏剛 (芝浦工業大学)

第17回 建築家の職能的住宅設計の普及―住宅生産と建築家の新しい関係
2019年9月21日
概要説明:長谷部勉 (H.A.S.Market 代表)
プレゼンテーション:
1.建築家住宅を普及させる:矢部智仁 (ハイアス総研 主席研究員)
2.建築家と地場工務店の協業のかたち:藤田摂(藤田摂建築設計事務所 主宰)
3.これからの工務店:内藤智明(リガード 代表取締役)
第16 格差社会と住宅―日本の住宅生産と住宅設計
2019年7月6日
プレゼンテーション:
1.「格差社会の住宅政策―ミックスト・インカム住宅の可能性―」渡邊詞男(メタボルテックスアーキテクツ代表)
2.「モクチンメソッドー都市を変える木賃アパート戦略」連勇太郎(NPO法人モクチン企画代表理事)

第15 建築家の選任と発注者の責任(2)-建築デザインをめぐる英国の動向と設計者選定事例-  
2019年4月20日
プレゼンテーション:南雲要輔 (ホプキンス・アーキテクツ)
コメンテーター:小野田泰明(東北大学)、大野秀敏(東京大学名誉教授)、平野吉信(広島大学名誉教授)、相坂研介(相坂研介設計アトリエ)
第14回 建築家の選任と発注者の責任(1)-フランスの公共コンペから-
2019年2月14日
プレゼンテーション:成瀬弘 (Team Zoo Atelier Kaba)
コメンテーター:小野田泰明(東北大学)、大野秀敏(東京大学名誉教授)、相坂研介(相坂研介設計アトリエ)
第13回 研究会業務と職能はいかに変わりつつあるか-英米の動きに着目して-
2018年12月8日 プレゼンテーション:
1.米国(AIA)について(仮):小笠原正豊(東京電機大学)
2. 英国(RIBA)について(仮):小見山陽介(京都大学)
コメンテーター:平野吉信(広島大学名誉教授)
第12回 発注者支援の必要性と実践-公共建築の未来に向けて-
2018年9月29日
主旨説明:長谷部勉(建築家)
プレゼンテーション:
1.「発注者支援の必要性と実践」相坂研介(建築家/JIA関東甲信越支部副幹事長)
2.「大井町駅前パブリックスペースコンペについて」あかるい建築計画 他
コメンテーター:森民夫(前長岡市長)

当日配布資料
第11回 デザイン・レビューの仕組み-建築・まちなみ景観形成に建築家は如何に関わるか
2018年7月21日 主旨説明:井手幸人(日本建築センター)
プレゼンテーション:
1・「デザイン・レビューの仕組み」小出和郎(都市環境研究所)
2.「那須塩原駅前図書館コンペ以後の進行状況」伊藤麻理(UAO)
コメンテーター:森民夫(前長岡市長、筑波大学客員教授、近畿大学客員教授)

第10回 戸建住宅生産の現状と課題-住宅の供給構造はどうなっていくのか
2018年5月19日
主旨説明:中村良和氏(中村工房デザイン室)
プレゼンテーション:
1.「プレハブ住宅メーカーの現状と課題について」中村良和氏(中村工房デザイン室)
2.「地域木造ビルダーの現状と課題について」高田清太郎氏(高田建築事務所)
第9回 公共建築の設計者選定問題を考える02-群馬県の設計者選定
2018年3月31日
主旨説明:布野修司(日本大学特任教授)
プレゼンテーション:「設計者選定システムの極意―群馬県の事例をもとに」新井久敏(群馬県)
コメンテーター:森民夫(前長岡市長、筑波大学客員教授、近畿大学客員教授)

第8回 公共建築の設計者選定問題を考える01
-守山中学校(滋賀)の2段階公開ヒヤリング方式と選定委員会=建設委員会方式をめぐって
2018年2月3日
プレゼンテーション:守山中学校の設計計画―応募から竣工まで」石原健也(デネフェス計画研究所、千葉工業大学教授)
コメンテーター:森民夫(前長岡市長、筑波大学客員教授、近畿大学客員教授)

第7回 住宅ストックと街の再生-住宅リノベーションの作法
2017年10月5日
プレゼンテーション:
1.「京町家と都市再生」魚谷繁礼(魚谷繁礼建築研究所)
2.「リノベーションー場の再編集」永山祐子(永山祐子建築設計事務所)
コメンテーター:長谷部勉、香月真大
第6回「発注者」の責任―プロジェクト運営の多様化と設計の質
2017年7月7日開催
プレゼンテーション:
1.「プロジェクト運営の多様化」平野吉信(広島大学名誉教授)
2.「公共発注の諸問題」森 民夫(前長岡市長)
コメンテーター:小野田泰明(東北大学教授)、森暢朗(建築家)
第5回 建築家の終焉!?―「箱」の産業から「場」の産業へ
2017年4月3日
プレゼンテーション:
1.「ひらかれる建築―「民主化」の作法」松村秀一
2.「クリエーションとリノベーション」大島芳彦(ブルースタジオ)
3.「高品質低空飛行という生き方」島原万丈(Home’s総研所長)
第4回 建築職人の現在―木造住宅の設計は誰の責任なのか?
2017年1月13日
プレゼンテーション:
1.「木造住宅設計の問題:直下率と安全性」村上淳史(村上木構造デザイン室)
2.「工務店と大工育成問題」蟹沢宏剛(芝浦工業大学)
第3回 「日本の住宅生産と建築家 」
2016年9月29日
プレゼンテーション:
1.「日本の住宅建設と供給主体の歴史的変遷」権藤智之(首都大学東京)
2.「家づくりの会と設計施工」松澤静男(KINOIESEVENリーダー・マツザワ設計)
3・「建築家と工務店の関わり」泉幸甫(泉幸甫建築研究所)
4。「アーキテクト・ビルダーの実践」八巻秀房((株)山の木)
第2回 入札契約方式の多様化と建築設計
2016年5月31日
プレゼンテーション:
1.「建築家からみた設計施工一括方式」森暢朗(建築家)
2.「公共工事の入札契約方式の適用に関するガイドライン(国交省)をどう読むか」古阪秀三(京都大学)
コメンテーター:近角真一(建築家)
第1回 建築の設計と生産 - その歴史と現在の課題をめぐって    デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層
2016年2月9日
プレゼンテーション:
1.「大空間における設計と生産」斎藤公男(A-Forum)
2.「オリンピック:2020 の施設計画」藤村龍至(建築家)
3.「建築の設計と生産について」安藤 正雄(千葉大学名誉教授)
モデレーター:布野修司