A-Forum

アーキテクト/ビルダー(「建築の設計と生産」)研究会

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斉藤公男  コンペ・プロポ関連資料

第22回 建築生産組織シリーズ(職人、建設労働、発注者、デザイン・ビルド、BIM)

2021年9月11日
趣旨説明:安藤正雄
プレゼンテーション:
1「元請・下請関係の変遷と技能労働者の実質賃金の変動について」古阪秀三(元京都大学/立命館大客員教授)
2「職人技能のロボット化は可能か?」蟹澤宏剛(芝浦工業大学)

AB研究会では、これまでは野丁場については、デザイン・ビルドをめぐって(第01回 デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層など)、また、発注方式の多様化をめぐって(第02回 第02回 入札契約方式の多様化と建築設計 建築の設計と生産:その歴史と現在の課題をめぐってなど)、さらに職人問題をめぐって(第18回 職人問題の現実と建設キャリアップシステムなど)で議論を重ねてきた。 今回は、建設産業の重層下請構造と呼ばれてきた構造そのものについて、今何が起こっているのか、どのように変わってきたのか、あるいは変わらないのか、特に、技能労働者に焦点を当てながら、議論したい。可能であれば、「寄せ場」の現在にも触れたい。