A-Forum

アーキテクト/ビルダー(「建築の設計と生産」)研究会

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斉藤公男  コンペ・プロポ関連資料

第17回 建築家の職能的住宅設計の普及―住宅生産と建築家の新しい関係 

2019年9月21日
概要説明:長谷部勉 (H.A.S.Market 代表)
プレゼンテーション:
1.建築家住宅を普及させる:矢部智仁 (ハイアス総研 主席研究員)
2.建築家と地場工務店の協業のかたち:藤田摂(藤田摂建築設計事務所 主宰)
3.これからの工務店:内藤智明(リガード 代表取締役)

A-Forum A/B研究会は、「デザインビルド」をめぐる第1回研究会(「デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層」)以降、入札契約方式の多様化、公共建築の設計者選定を巡る諸問題、発注者支援をめぐる問題を掘り下げる一方、日本の住宅生産と建築家をめぐって(第3回)、建築職人の問題、木造住宅設計の問題(第4回)、リノヴェーションの問題(第5回、第7回)、戸建住宅生産の問題(第10回)を議論してきた。今回は、第3回、第4回、第10回を踏まえ、2018年度「建築家住宅」新築供給数において No.1(*1)を獲得した仕組みに焦点を当て、住宅生産と建築家の新しい関係について考えてみたい。
*1建築家住宅(建築士の資格を持つ独立した建築家により基本設計された住宅)主要供給事業者7社における2018年度新築供給数(株)矢野経済研究所調べ/2019年8月