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アーキテクト/ビルダー(「建築の設計と生産」)研究会

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斉藤公男  コンペ・プロポ関連資料

第24回 建築家として生きるー職業としての建築家の社会学<松村淳>

2021年11月13日
プレゼンテーション:「『建築家として生きるー職業としての建築家の社会学』について」松村淳(関西学院大学)
コメンテーター:難波和彦(界工作舎、東京大学名誉教授)、小笠原正豊(小笠原正豊建築設計事務所、東京電機大学)


松村淳著『建築家として生きるー職業としての建築の社会学』(晃洋書房、2021)は、「日本の建築家はいかにつくられ、継承されてきたのか。現場の建築家たちはこの職業とどう向き合い、実践してきたのか。建築家という存在そのものがゆらぎはじめている現代で、建築家として働く市井の人たちは、どのように考え、働き、生きているのか。さまざまな建築家の姿を、背景にある時代性とともに考察し、その輪郭を描き出す。」と帯にいう。かつて建築家を目指し、二級建築士の資格も得た著者が、建築家とは何者かを問う。一級建築士を持ち、建設会社で働いている人は建築家なのか?、建築のデザインを仕事にしていても建築士の資格を持っていなければ建築家ではないのか?、建築家になれなかったのは才能か、学歴か、努力の足りなさか?、どのようにしたら建築家になれるのか?・・・建築家として働く市井の人たちとは?
職業としての建築家についての社会学的分析をもとにした学位論文を「建築家として生きる」という一書として世に問うた松村淳さんに、これからの建築家の生きる道を問う。