Archi-Neering Design AWARD 2024(第5回AND賞)
選考委員
福島加津也(委員長)(東京都市大学教授/建築家)、陶器浩一(滋賀県立大学教授/構造家)、磯 達雄(建築ジャーナリスト)、堀越英嗣(芝浦工業大学名誉教授/建築家)
一次選考結果発表
Archi-Neering Design AWARD 2024(第5回AND賞)にご応募いただき有難うございました。
応募作品25点について2022年12月21日(土)に一次選考を行いました
一次選考通過
受付NO 応募作品名
01 SKIP JOINT SYSTEM(東京木工場 来客棟)
06 人工林の課題からつくられた小径間伐材の建築
08 十津川村災害対策本部拠点施設
09 VOXEL APARTMENT
13 YAP Constructo 07 -ノマディック ドーム
16 MIYASHITA PARK 立体都市公園をなめらかに包む天蓋架構
17 KU11 住みながら少しずつ手を加える手がかりとしての架構
24 富士ソフト汐留ビル~現代化された組積造による都市型オフィス~
以上8点を入賞とし、2/8(土)14:00~最終選考会にてプレゼン(プレゼン時間4分程度+質疑応答6分程度)を行い公開選考(Youtubeライブ配信)により最優秀賞、優秀賞を決定します。
https://youtu.be/7eLe3i0fLC8
第55回AFフォーラム「設計業務における「働き方改革」」
日時:2025年02月12日(水)18:00~
コーディネータ:金田勝徳
パネリスト:渡邊朋宏(佐藤総合計画)、岡村仁(KAP)、武藤肇(竹中工務店)
お申込み(リンク先にて会場参加orZoom参加を選択してください。):
https://ws.formzu.net/fgen/S72982294/
Youtube:
https://youtu.be/gU14vISsDTs
日本の人口減少による労働力不足はあらゆる産業分野で大きな問題になっています。こうした中で労働環境の見直しが迫られ、2016年に当時の安倍内閣は「未来への責任を果たす」ことを大義とした「働き方改革」の推進を重要政策としました。そして2024年4月より、「改革」が遅れているとみられる建設業界を対象とした、時間外労働時間の罰則付き上限規制が適用されています。
その背景には建設業が人口減だけでなく、他産業より労働時間が長く賃金も安いことなどから、より一層就業者の確保が困難になっていることにあります。厚労省の統計によると、建設業の年間出勤日は、「働き方改革」が政府の重要政策となった2016年以降、減少傾向にありながらも2023年時点でもまだ全産業と比べて11日多く、年間総実働時間も62時間長い状況にあります*1)。また国交省の調査では、技術者の週休2日制の達成率が、全産業の42.2%に対して、建設業は9.5~25.3%と極端に低くなっています*2)。さらに建設労働者の賃金は、全産業平均に比べて15.6%低く、これらを要因として、建設業就業者数が1997年の685万人から2022年では479万人に減少しています*3)。
こうした調査結果が、建築設計を業務とする技術者の状況をどの程度反映しているかは明確ではありません。しかし設計者の「働き方改革」は工事現場より一層難しいと状況と考えられます。本来どの様な職種でも、生産性の向上や経済成長だけを優先すると、その副作用として仕事の質に影響することが懸念されます。言うまでもなく建築設計も例外ではありません。厳しく制限された時間内で設計を終わらせようとすれば、その内容が希薄になるばかりか、ミスをきたす恐れもあります。ならば設計期間を十分とれば問題ないではないかと考えられます。
しかし、社会構造の多様化、複雑化とともに、設計に着手する以前に解決すべき近隣地域や関連法規との調整、設計対象としている建築物の在り方を決定づける基本構想の作成に多くの時間を要する傾向にあります。さらに「働き方改革」に伴う工事工期の延長、高騰する工事費の調整などが絡み、その結果、全体スケジュールの中で設計に残された時間がより一層少なくなります。そして、なかなか努力に報われることが難しく、提出期限に待ったなしのプロポーザルへの応募が、「働き方改革」を推進するうえで無視できない足かせとなっています。
今回のフォーラムでは、こうした日本の建築設計業界が抱える問題にどのように対処すべきかを、業態の異なる職場の第一線で活躍中の3人のパネリストをお招きして、皆様と一緒に議論したいと思います。
*1)厚労省「毎月労働統計調査」より国交省作成(2023年)
*2)国交省「適正な工期設定による働き方改革の推進に関する調査」(2023年5月31日)
*3)厚労省「賃金構造基本統計調査」(2022年)
第38回AB研究会 技能労働力窮乏のなかで外国人労働者問題を考える
日時:2024年11月30日(土)14:00〜17:00
お申込み:
https://ws.formzu.net/fgen/S42040957/
YouTube:
https://youtu.be/Ov5UwQ7XO_0
司会 安藤正雄(千葉大学名誉教授)
「建築産業問題に国籍や国境はない!」 蟹澤 宏剛(芝浦工業大学 教授)
「外国人の技能者確保、育成 」 山本 博之(一般社団法人 建設技能人材機構(JAC)専務理事)
討論 コメンテーター: 神田順(東京大学名誉教授)
アーキニアリング・デザイン展「『建築とエンジニアリングの融合』を再考する2024」
2024/11/06~13、建築博物館ギャラリーにて開催されたアーキニアリング・デザイン展「『建築とエンジニアリングの融合』を再考する2024」が開催されました。
第4回AND賞入選作品の模型やパネルの展示を中心とし、下関市体育館や1980年代後半~90年代に完成した木造大空間黎明期の作品を展示しました。
2024AND展 斎藤公男 による作品解説
AND展2024出品ビデオ
A-Forum 2022-2023 まとめ冊子を作成しました。
A-Forumの2022~2023年の活動とメールマガジン冒頭エッセイをまとめた冊子を作成しました。ご高覧頂けますと幸いです。
ダウンロード→
PDF
空間 構造 デザイン研究会(KD研)
AB(アーキテクト/ビルダー「建築の設計と生産」)研究会
持続可能社会と地域創生のための建築基本法制定
建築基本法制定準備会編・ISBN978-4-9911464-0-4
★2020年4月30日発売★
本体価格:¥1500(+税)
建築基本法制定準備会会員価格:¥1300円(+税)
いまこそ建築基本法制定を!
建築基本法制定準備会では、これからの建築のみちしるべとなる「建築基本法」について、その必要性を解説した建築関係者必読の書を作成しました。新しい建築の世界を切り開くためにも、是非ご一読ください。送付時に、送料込みの代金をご請求させていただきます。所定の口座にお振込みください。
建築基本法制定準備会代表 神田順
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