アーキテクト/ビルダー(「建築の設計と生産」)研究会

 コンペ・プロポ関連資料

第19回 AB(アーキテクト/ビルダー「建築の設計と生産」)研究会
建築生産を支える専門職(サブコントラクター)の世界
コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男

日時:2021年3月27日(土)15:00〜18:30(予定)
会場:オンライン(Zoom)
概要・趣旨説明:中村良和
プレゼンテーション:
1.「瓦職人(屋根仕上業者)の世界」:(株)坪井利三郎商店 代表取締役社長 坪井 進悟
2.「鉄加工建材メーカーの世界」:カツデンアーキテック(株)  代表取締役社長 坂田 清茂

戦後、日本の建築・住宅の供給構造は部品化を中心とした工法革新が進展し、住宅生産の性能向上と生産効率向上を両立させてきた。

現在その供給構造は既存の量産部品化がベースとなっており、一般の建築設計や生産現場に対して、構造、デザイン、デティール等の自由度喪失や技術能力低下といった影響が顕在化している。また、前回(第18回)のAB研究会では蟹沢先生から改めて職人不足を中心とした問題の現状と深刻さが報告された。

このままだと、行き止まりの袋小路に行き詰った状態のまま、建築・住宅の供給構造は停滞して行き、顧客も含めた全てのプレイヤーに未来が無いように思われる。

設計・部品生産・建築現場・品質保証といった一貫・連続していながら、それぞれがもっと顧客・地場に近く、自由度が高く且つ経済合理性が高いサスティナブルな供給構造に変革させて行く可能性はあるのだろうか。 そこで今回は、建築設計者があまり直接接触していない協力事業者(専門工事店や建材メーカー)に注目したい。

専門職(サブコントラクター)はBtoBということもあり、建築規模的にもエリア的にも小から大まで比較的に広範囲な事業展開をされています。その中でも専門職人・技術者の育成等も含めて事業継続性を克服されている事業者トップに現状と課題や取組み等をお聞きして、専門職(サブコントラクター)の世界を垣間見ながら、代替わりの秘訣や新しい職能ネットワークの可能性等について議論を展開したい。


第18回 AB(アーキテクト/ビルダー「建築の設計と生産」)研究会
職人問題の現実と建設キャリアップシステム

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男
概要説明:安藤正雄 (千葉大学名誉教授)
(プレゼ1) 職人問題とは何であったか:今井義雄(鈴木工務店)
(プレゼ2) 職人問題の諸相とキャリアアップシステム:蟹澤宏剛 (芝浦工業大学)
コメンテーター: 布野修司(日本大学特任教授)

日時:2019年12月14日(土)15:00〜18:30
場所:A-Forum
参加費:2500円(懇親会、資料代)

A-Forum A/B研究会は、保守的な慣性力に支配されながら様々な外力を受けて変化し続ける建築生産社会のなかで多様化・曖昧化する建築設計職能のあり方を巡り、これまでデザインビルドや設計者選定、発注者支援、木造住宅の構造性能、建築家住宅などのテーマを取り上げ、議論を重ねてきた。今回は、設計・生産の基層に位置する職人=建築技能者に焦点を当てる。
職人不足は、もはや危機的といって良い状況にある。特に大工や左官などの熟練が必要な職種は深刻である。大工は、バブルの頃に90万人いたのが今では40万人を切っている。しかも、1/3は60歳以上、50歳以上が過半数を超えている。このまま減り続けると、2030年代には、さらに今の半分にまで減る。職人不足は、少なくとも四半世紀以上前から問題視されていた。職人の地位向上などの提言もなされていた。なのに、何故、減り続けたのか。端的にいえば、根本的な問題を直視しなかった、あるいは、知らなかったからといっても良かろう。誰も当事者意識がなかったと言い換えても良い。職人問題は1度では収まらない大きな問題である。まずは、現実を知り、意識を共有するところから始めたい。そのうえで、近年大きな進展のあったキャリアアップシステム、多能工化、外国人労働者といった問題に議論を展開していきたい。


第17回 AB(アーキテクト/ビルダー「建築の設計と生産」)研究会
建築家の職能的住宅設計の普及―住宅生産と建築家の新しい関係 

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男

日時:2019年9月21日(土)15:00〜18:30(予定)
場所:A-Forum
参加費:2500円(懇親会、資料代)

A-Forum A/B研究会は、「デザインビルド」をめぐる第1回研究会(「デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層」)以降、入札契約方式の多様化、公共建築の設計者選定を巡る諸問題、発注者支援をめぐる問題を掘り下げる一方、日本の住宅生産と建築家をめぐって(第3回)、建築職人の問題、木造住宅設計の問題(第4回)、リノヴェーションの問題(第5回、第7回)、戸建住宅生産の問題(第10回)を議論してきた。今回は、第3回、第4回、第10回を踏まえ、2018年度「建築家住宅」新築供給数において No.1(*1)を獲得した仕組みに焦点を当て、住宅生産と建築家の新しい関係について考えてみたい。
*1建築家住宅(建築士の資格を持つ独立した建築家により基本設計された住宅)主要供給事業者7社における2018年度新築供給数(株)矢野経済研究所調べ/2019年8月

(a) 概要説明:長谷部勉 (H.A.S.Market 代表)
(b) 建築家住宅を普及させる:矢部智仁 (ハイアス総研 主席研究員)
(c) 建築家と地場工務店の協業のかたち:藤田摂(藤田摂建築設計事務所 主宰)
(d) これからの工務店:内藤智明(リガード 代表取締役) *調整中
コメンテーター: 布野修司(日本大学特任教授)


第16 AB(アーキテクト/ビルダー「建築の設計と生産」)研究会
格差社会と住宅―日本の住宅生産と住宅設計

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男
報告1:渡邊詞男(メタボルテックスアーキテクツ代表) 「格差社会の住宅政策―ミックスト・インカム住宅の可能性―」
報告2:連勇太郎(NPO法人モクチン企画代表理事) 「モクチンメソッドー都市を変える木賃アパート戦略」

日時:2019年7月6日(土)15:00〜18:30 
場所:A-Forum
参加費:2500円(懇親会、資料代)

A-Forum A/B研究会は、「デザインビルド」をめぐる第1回研究会(「デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層」)以降、入札契約方式の多様化、公共建築の設計者選定を巡る諸問題、発注者支援をめぐる問題を掘り下げる一方、日本の住宅生産と建築家をめぐって(第3回)、建築職人の問題、木造住宅設計の問題(第4回)、リノヴェーションの問題(第5回、第7回)、戸建住宅生産の問題(第10回)を議論してきた。今回は、これまでの議論では焦点を当ててこなかった格差社会における住宅の問題をとりあげる。手がかりとするひとつは、アメリカにおける低所得者層に対するミックスト・インカム住宅供給である。もうひとつは、モクチン企画の「モクチンメソッド」である。


第15 AB(アーキテクト/ビルダー「建築の設計と生産」)研究会
建築家の選任と発注者の責任(2)
-建築デザインをめぐる英国の動向と設計者選定事例-  

A-Forum A/B研究会は、公共コンペを巡る諸問題とこれらに対する挑戦を取り上げ、さらには発注者支援の必要性を唱えて議論を重ねてきた。前回第14回においては、法(MOP法)によりコンペ参加費用の補償や若手建築家に門戸を開くことを義務付けるフランスの公共コンペを取り上げ、建築家の選任と発注者の責任に関する基本的原則の確認を図った。しかし、そこであきらかとなったのは、官民パートナーシップ(PPP)の隆盛によりMOP法の適用が限定されつつあるという現状であった。ここにも、対立的(adversarial)関係から協調的(cooperative)関係にという受発注者間関係のグローバルな変化が、設計者の立場をあいまいにし、また弱体化しているという一般的問題が顕在化している。第15回は、英国の有力事務所をベースに民間事業を含む数多くのコンペに参加した実績を持つ建築家、南雲要輔氏をお迎えし、英国におけるコンペ事情を巡る議論を進めたい

1.英国の建築士登録制度(業務独占権の無い建築士)
2.英国政府の目標:チームワークとBIM
3.サスティナビリティと既存建築・都市
4.コンペへの参加から設計契約までのプロセス
5.事例1:聖トーマス病院イーストウィング、チームワークによるコンペから竣工まで
6.事例2:ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、国際コンペ事例


コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男
プレゼンター:南雲要輔 (ホプキンス・アーキテクツ)
コメンテーター:小野田泰明(東北大学)、大野秀敏(東京大学名誉教授)、平野吉信(広島大学名誉教授)、相坂研介(相坂研介設計アトリエ)

日時:平成31年4月20日(土)15:00〜18:30 
場所:A-Forum
参加費:2500円(懇親会、資料代)


第14回 建築家の選任と発注者の責任(1)-フランスの公共コンペから-
2019年2月14日

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男

プレゼンター:成瀬弘 (Team Zoo Atelier Kaba)
コメンテーター:小野田泰明(東北大学)、大野秀敏(東京大学名誉教授)、相坂研介(相坂研介設計アトリエ)

内容詳細  

第13回 研究会業務と職能はいかに変わりつつあるか-英米の動きに着目して-
2018年12月8日

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男

パネリスト:小笠原正豊+小見山陽介
(a) 米国(AIA)について(仮):小笠原正豊(東京電機大学)
(b) 英国(RIBA)について(仮):小見山陽介(京都大学)
コメンテーター:平野吉信(広島大学名誉教授)

内容詳細  

第12回 発注者支援の必要性と実践-公共建築の未来に向けて-
2018年9月29日

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男

パネラー:相坂研介+あかるい建築計画

(a) 主旨説明:長谷部勉(建築家)
(b) 発注者支援の必要性と実践:相坂研介(建築家/JIA関東甲信越支部副幹事長)
(c) 大井町駅前パブリックスペースコンペについて:あかるい建築計画 他
コメンテーター:森民夫(前長岡市長)

当日配布資料
内容詳細  

第11回 デザイン・レビューの仕組み-建築・まちなみ景観形成に建築家は如何に関わるか
2018年7月21日開催

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男

(a) 主旨説明:井手幸人(日本建築センター)
(b) デザイン・レビューの仕組み(仮):小出和郎(都市環境研究所)
(c) 那須塩原駅前図書館コンペ以後の進行状況(仮) 伊藤麻理(UAO)
コメンテーター:森民夫(前長岡市長、筑波大学客員教授、近畿大学客員教授)
懇談 「日本コミュニティ・デザイン・リーグJCDL」(仮)構想をめぐって

内容詳細  

第10回 戸建住宅生産の現状と課題-住宅の供給構造はどうなっていくのか
2018年5月19日開催

コーディネーター:布野修司+安藤正雄+斎藤公男

(a)主旨説明:中村良和氏(中村工房デザイン室)
(b)プレハブ住宅メーカーの現状と課題についてー中村良和氏(中村工房デザイン室)
(c)地域木造ビルダーの現状と課題についてー高田清太郎氏(高田建築事務所)

内容詳細  

第9回 公共建築の設計者選定問題を考える02-群馬県の設計者選定(仮)
2018年3月31日開催

(a) 主旨説明:布野修司(日本大学特任教授)
(b) 設計者選定システムの極意―群馬県の事例をもとに(仮):新井久敏(群馬県)、コメンテーター:森民夫(前長岡市長、筑波大学客員教授、近畿大学客員教授)
(c)懇談 「日本コミュニティ・デザイン・リーグJCDL」(仮)構想をめぐって

内容詳細  

第8回 公共建築の設計者選定問題を考える01
-守山中学校(滋賀)の2段階公開ヒヤリング方式と選定委員会=建設委員会方式をめぐって
2018年2月3日開催
(a) 守山中学校の設計計画―応募から竣工まで: 石原健也(デネフェス計画研究所、千葉工業大学教授)
コメンテーター:森民夫(前長岡市長、筑波大学客員教授、近畿大学客員教授)
(b) 懇談 「コミュニティ・デザイン機構―市町村建築・まちづくり支援センター」構想をめぐって
第7回 住宅ストックと街の再生-住宅リノベーションの作法
2017年10月5日開催
(a) 京町家と都市再生(仮):魚谷繁礼(魚谷繁礼建築研究所)
(b) リノベーションー場の再編集 永山祐子(永山祐子建築設計事務所)
コメンテーター:長谷部勉、香月真大
第6回「発注者」の責任―プロジェクト運営の多様化と設計の質
2017年7月7日開催
(a)プロジェクト運営の多様化:平野吉信(広島大学名誉教授)
(b) 公共発注の諸問題:森 民夫(前長岡市長)
コメンテーター:小野田泰明(東北大学教授)、森暢朗(建築家)
第5回 建築家の終焉!?―「箱」の産業から「場」の産業へ
2017年4月3日開催
(a) ひらかれる建築―「民主化」の作法:松村秀一
(b) クリエーションとリノベーション:大島芳彦(ブルースタジオ)
(c)「高品質低空飛行という生き方」 島原万丈(Home’s総研所長)
第4回 建築職人の現在―木造住宅の設計は誰の責任なのか?
2017年1月13日開催
(a) 木造住宅設計の問題:直下率と安全性 村上淳史(村上木構造デザイン室)
(b) 工務店と大工育成問題:蟹沢宏剛(芝浦工業大学)
第3回 「日本の住宅生産と建築家 」
2016年9月29日開催
(a) 日本の住宅建設と供給主体の歴史的変遷:権藤智之(首都大学東京)
(b) 家づくりの会と設計施工 松澤静男(KINOIESEVENリーダー・マツザワ設計)
(c) 建築家と工務店の関わり 泉幸甫(泉幸甫建築研究所)
(d) アーキテクト・ビルダーの実践:八巻秀房((株)山の木)
第2回 入札契約方式の多様化と建築設計
2016年5月31日開催
(a) 建築家からみた設計施工一括方式:森暢朗(建築家)
(b) 公共工事の入札契約方式の適用に関するガイドライン(国交省)をどう読むか:古阪秀三(京都大学)
コメンテーター:近角真一(建築家)
第1回 建築の設計と生産 - その歴史と現在の課題をめぐって    デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層
2016年2月9日開催
(a) 大空間における設計と生産:斎藤公男(A-Forum)
(b) オリンピック:2020 の施設計画:藤村龍至(建築家)
(c) 建築の設計と生産について:安藤 正雄(千葉大学名誉教授)
モデレーター:布野修司