第63回AFフォーラム 「施行後45年を経過した『新耐震設計法』の現状を考える」

日時:2026年9月16日(水) 18:00より
コーディネーター:金田勝徳
パネリスト:石山祐二(北海道大学名誉教授) 、貞許美和(日建設計)


お申込み(リンク先にて会場参加orZoom参加を選択してください。):https://ws.formzu.net/dist/S72982294/
YouTube:https://youtu.be/EazDyfaRG5E


2026年7月28日午後4時半頃、熊本県に最大震度7の地震が発生しました。翌29日の朝刊に掲載された被災状況の写真を観れば、被災者の計り知れない苦悩と心痛に言葉を失い、犠牲者のご冥福を心よりお祈りするばかりです。そして東日本大震災、2016年熊本地震、能登半島地震と続いた震災からの復興事業がまだ終わらないまま、立て続けに起きる地震災害に、改めて災害大国日本の宿命を目の当たりにする想いです。

これ等の地震による建物の被災状況の調査結果から、現行の「新耐震設計法」が一定の耐震性向上に寄与していることが明らかに分かります。その状況は、日本の建築物が「新耐震設計法」制定以前の設計なのか、以後の設計なのかよって、2種類に分類されているかのようにも感じられます。一方、制定されてから45年を経てもまだ、「新」なのかとの声も多く、その歳月の長さを顧みれば当然の疑念かとも思えます。

今回のフォーラムでは、「新耐震設計法」制定時当時、建設省建築研究所に所属されていて、その基準案作りに多大な貢献をされ、2026年日本建築学会大賞を受賞された北海道大学名誉教授の石山祐二先生と、「新耐震設計法」に沿った多くの設計実績を持つ構造技術者の貞許美和氏をパネリストにお招きしています。お二人のパネリストと共に、新耐震設計法が目指した方向を再認識し、制定されてから45年経った今、それがどの様な状況にあるか、そして今後のあるべき姿は?などについて、話し合いたいと考えております。今回もいつもの様に、多くの皆様にご参加いただき、活発な意見交換が行われることを期待しております。(金田勝徳)